7月18日クレジット・サラ金被害交流会 in 佐賀貧困を克服し多重債務被害を生まない社会を目指して
弁護士:星野 圭
改正貸金業法の施行による高金利の是正、過剰与信の抑制等以降、統計によれば、5社以上からの借入をしている「多重債務者」も、自然人の自己破産申立件数も大幅に減少しています。
しかし、多重債務問題の背景にあった「貧困閤題」は深刻化する一方です。
「貧困拡大」の要因は、不安定低賃金労働の蔓延、脆弱な社会保障、貧困の連鎖を断ち切る施策の不備などといわれていますが、貧困問題の解消がなければ、多重債務に陥る危険をはらんだ社会の克服はできません。
多重債務に陥った方の立ち直りの支援に加え、多重債務被害を生まない社会を目指し、被害者の会など、支援する側の者に何ができるのかを考えていく集会にしたいと思っておりますので、多くのご参加をお待ちしています。
なお、第5分科会では弁護士星野圭が講師としてお話しします。
福岡第一法律事務所では弁護士全員が負債整理の問題に取り組んでいます。労働問題、貧困問題にも取り組んでいます。
お電話でご予約の上、いつでもご相談ください。
【日時】2015年7月18日(土)10時~18時
【場所】佐賀県立生涯学習センター「アバンセ」(地図)
佐賀市天神三丁目2-11(どんどんどんの森内)
【参加費】一般2000円
【当日スケジュール】
午前:
・基調報告「近年の多重債務者の実態一全国破産等記録調査を元に一」吉野建三郎 実行委員会委員
・基調講演「労働と消費者問題と社会保障」丸谷浩介氏(佐賀大学経済学部教授)基調講演
午後:
・第1分科会「被害者・相談員交流」
・第2分科会「高齢者障害者の消費者被害」
・第3分科会「生活保護の基礎知識と運用上の課題」
・第4分科会「(薬物)依存症」
・第5分科会「労働相談の基礎」
【問合先】
内容に関するお問い合わせ先
実行委員会事務局長 弁護士 辻 泰弘
電話:0952-22-7424 FAX:0952-22-6462
お申し込みに関するお問い合わせ
実行委員会事務局長 司法書士 戸田徹郎
電話:0952-62-4140 FAX:0952-97-9158