HPVワクチン薬害訴訟はじまる!
弁護士:中山篤志
子宮頸がんワクチンは、将来、子宮頸がんを発症しなくなるという触れ込みで自治体が費用(3回接種して計6万円)を負担して無料で接種できるとして、10代の女子300万人に使われました。
その被投与者の中から、身体の様々な箇所に激しい痛みがあったり、身体が麻痺したり、自分の意思とは無関係に体が動いてしまったり、光を異常に眩しく感じたり等々の副反応で苦しんでいる被害者が出てきました。
酷い場合は、記憶障害によってお母さんが誰であるかが分からなくなったという人もいます。
そのような重い被害を受けているにも拘わらず、ワクチンによる被害ということが知られていないことや、国もワクチンの副反応と認めていないために、多くの被害者が病院や学校から、怠けているとか学校に行きたくないからだという心無い対応をされて傷ついています。
多くの被害者が治療を行う医療機関になかなか辿り着くことができず、病院を転々としています。
また、重い副反応のために学校に通うことも困難となり、寝たきり状態になったり、進路変更を余儀なくされています。
そのような被害者を出したワクチンを製造した製薬企業やワクチンの製造を承認し、広めた国を被告として損害賠償を求める裁判がこの裁判なのです。7月27日に東京、大阪、名古屋、福岡の4地裁に提訴して、全国の中で福岡地裁がトップバッターとして第1回期日を迎えます。
9月28日(水)14時半から福岡地裁の301号法廷で行われます。
当日の予定は13時に福岡地裁の正門前に集合していただき、そこで門前集会を行い、抽選券が裁判所から配られるという流れになると思います。
原告2名と弁護士2名の意見陳述が行われる予定です。
多くの方々の傍聴をお願いします。