「ストップ再稼働!3万人大集会in福岡」川内原発のスイッチは押させない
原発なくそう!九州玄海訴訟弁護団 弁護士:毛利 倫
九州電力・川内原発(鹿児島県)の再稼働を阻止するための「ストップ再稼働!3万人大集会」が、6月7日、福岡市中央区の舞鶴公園で開かれました。九電は、川内原発について、国の新規性基準に則った全国初の再稼働を今年8月にも目指しています。しかし、福島第一原発の事故から4年3か月、原発事故は、原因すら全く解明されておらず、放射性物質の放出は続いており、いまだ12万人がふるさとを奪われた避難生活を続けています。原発なくても電力は十分足りている中、原発なくせの世論は過半数を占めていて、原発再稼働を進める安倍内閣は、戦争法案の制定とともに、国民の声を無視した暴走政治を強行しています。集会には、九州沖縄を中心に全国から1万5000人(主催者発表)が集まり、川内原発をはじめとする全ての原発をなくすまで頑張ろうという決意を新たにしました。
また、集会の会場では、全国最大の9126人(今年3月現在)の原告数を擁する「原発なくそう!九州玄海訴訟」の原告弁護団が、1万人原告を目指して、原告勧誘の活動をしました。当事務所の近藤弁護士らが、「原告になって下さい」と呼び掛けた結果、会場だけで7人が新たに原告になってくれました。
集会の後、参加者は、3つのコースに分かれてサウンドデモをし、「原発いらない」「なくせ原発」などと書かれた思い思いのプラカードを掲げ、「川内原発再稼働をやめろ」とシュプレヒコールを上げました。