憲法違反の集団的自衛権に反対する市民集会
実行委員会事務局長 弁護士:毛利 倫
6月13日(土)、福岡県弁護士会主催の「憲法違反の集団的自衛権に反対する市民集会」が開かれました。会場の福岡市民会館大ホール(1700人収容)は、ほぼ満員、入りきれない人がロビーや通路にあふれるほどの大盛況で、参加者は1800人、弁護士も200人が参加しました。集会では、伊藤真弁護士(日弁連憲法問題対策本部副本部長)が基調講演をしました。伊藤真さんは、今の安倍政権の憲法破壊の政治手法は、ナチスのヒットラーの政治手法をほうふつとさせると指摘した上で、憲法を守り、戦争立法を阻止するために、主体的に行動することが大切と訴えました。また集会では、日本共産党、民主党、社民党の国会議員らがあいさつし、さらに、自民党の元幹事長である山崎拓氏と古賀誠氏が、立憲主義を守れと連帯のメッセージを寄せました。
集会後、参加者は、須崎公園から天神の渡辺通をパレードしました。パレードでは、斉藤県弁会長や徳永副会長、伊藤真弁護士、それに県弁の会員でもある弁護士の仁比聡平参議院議員が「戦争反対 NO WAR」の横断幕を掲げて先頭に立ち、サウンドカーの音楽に合わせながら、「戦争反対」「九条守れ」などとシュプレヒコールを上げました。
また、参加者は、「NO WAR」「戦争反対」「戦争で平和?」と書かれた3種類のプラカードをそれぞれ手に持ち、憲法違反の集団的自衛権や戦争立法への反対を市民に呼び掛けていました。
憲法学者のほとんどが、違憲だと断じる戦争立法を阻止するため、今後も、当事務所の弁護士をはじめ福岡県弁護士会では、街頭宣伝や署名活動、集会等を行い、憲法を守る活動に取り組んでいきますので、ぜひ皆様も一緒に頑張りましょう!