憲法違反!安保法制法案を廃案に!市民集会&パレード
弁護士:毛利 倫
安倍政権は、7月16日、憲法9条に完全に違反し、日本を海外で戦争をする国にするための安保法制法案、いわゆる戦争法案について、衆議院本会議で強行採決し、衆議院を通過させました。戦後最悪の憲法違反の法案は断固許さないと、福岡県弁護士会では、7月22日午後6時から、天神・警固公園で、「憲法違反!安保法制法案を廃案に!」と題して、緊急の市民集会を開催しました。
集会は、小雨が降る平日の夕方という時間帯にもかかわらず、市民や弁護士ら約700人が参加しました。集会では、国会で自公政権と正面から対峙し、戦争法案に反対している民主、共産、社民、みどりの党の各政党の代表が戦争法案を廃案に追い込もうと訴えました。共産党からは北九州が地元の田村貴昭衆議院議員が国会から急遽駆け付け、これからの参議院での闘いをともに頑張ろうと力強く訴えました。
その後、参加者は、夜の買い物客や仕事帰りの人たちで賑わう天神の中心部をパレードしました。パレードの参加者たちは、「戦争で平和?」や「NO WAR」といったプラカードを手にかかげ、「戦争反対」「立憲主義を守れ」「民主主義を守れ」「憲法9条を守れ」などとシュプレヒコールを上げながら、沿道の人たちに、戦争法案を廃案にしようと訴えました。
福岡県弁護士会では、これからも、憲法違反の戦争法案の成立を絶対に阻止するべく、様々な活動を続けていくことにしています。皆さん、まだまだあきらめず、法案を廃案に追い込むまで、ともに頑張りましょう!