憲法講座活動
武力では紛争は抑えられません
2005年、自民党が新憲法草案を発表しました。最大の問題点は、今の自衛隊を自衛軍に変えて、国際紛争にも対処しようというものです。その狙いは、アメリカの要求に応えて、海外で一緒になって戦争をできるようにする、というところにあります。
しかし、国際紛争やテロは戦争では決してなくなりません。それどころか、武力によって紛争を解決しようとしたり、テロをなくそうなどとしても、ますます泥沼におちいり、さらなる紛争が拡大していきます。イラクやアフガニスタンの現状を見ても、このことは明らかではないでしょうか。
私たちは憲法を護ります
憲法は、権力が濫用されないように、時の権力者を縛るために生まれた国民の武器です。そして、私たちの憲法には、戦争の放棄や個人の尊厳の尊重が明記されています。戦争をさせない、国民の暮らしや権利を守らせる、そのための国民の最大の武器が憲法なのです。
平和を愛する私たちの憲法を守り、発展させ、未来の子ども達に受け継いでいくことこそ、現代に生きる私たちの責務ではないでしょうか。
福岡第一法律事務所では、こうした私たちの宝である憲法を大きく広げていくために、憲法学習会に弁護士を講師として派遣しています。
数人規模の学習会でも構いません。お気軽にご相談下さい。