年金削減は憲法違反!全国一斉提訴!5/29福岡でも!~私たちはいま、年金削減の違法、違憲性を明らかにし、裁判に訴えます~
弁護士:山本 一行
5月29日、年金の切り下げは憲法に違反するとして、減額処分の取消を求めて全国一斉に提訴が行われました。
福岡でも年金者組合の組合員93名が、怒りを込めて福岡地裁への提訴に立ち上がりました。全国では原告は2000名もにのぼり、年金減額を許さないとの世論を大きなものにしていこうと頑張っています。
高齢者の生活とはあまり関係のない商品の物価を基準にして減額を決めたり、全く予定されていなかった方法、タイミングで物価との調整をはかったりと、減額のやり方もたいへん乱暴なものでした。
また何よりも、社会福祉の切り下げ全体の動きの中での年金切り下げですから、これをこのまま放置しては、年金受給者だけでなく若者も含めて、安定した生活が奪われかねません。
提訴後の報告集会では、全国の原告団と一緒になって、裁判で国を追い詰め、大きな世論をつくり、暮らしやすい社会をつくるために、原告団、弁護団、支援が団結して頑張ることを誓い合いました。
ご理解と、ご支援をお願いします。