相続に関連する事件-遺産分割
急逝された父親の財産(不動産、預貯金等)を独り占めしようとした家族の一人から、預金や保険金、株等の金融資産を適切に分配させた事例や、相手方の取り分を減らした事例等、当事務所では遺産分割事件を適切に解決しています。
大事なご家族がなくなられた後、亡くなった方の財産を最後まで管理していた相続人が年金や預貯金の額を明らかにせず、遺産を隠して揉めている事案が多く見られます。このような場合、弁護士照会制度や銀行への連絡等により、預金残高や入出金履歴等の情報開示をし、遺産分割協議や調停によって、財産を適切に分配することが可能です。遺産分割の話合いにおいては、「寄与分」や「特別受益」といって、自己の取り分を増やしたり、相手の取り分を減らしたりすることができます。
病気や認知症の関係で、生前の財産管理があいまいにされているケースでは、遺産分割においても争いになることが多々あります。残されたご家族が揉めないよう、遺言を書いたり、あらかじめ家族の間で財産管理方法を話し合ったりしておくことが必要です。遺言や生前の財産管理方法など、相続に関する問題について当事務所にご相談ください。