トップ > 事件実績 > 日常的な市民生活にかかわる分野… > マイナンバー違憲九州訴訟

事件実績日常的な市民生活にかかわる分野への取組

2016年9月26日(月)

マイナンバー違憲九州訴訟

山本一行

マイナンバー制度が発足しています。しかし、マイナンバーには、情報の漏洩の危険や「なりすまし」をされる危険などがあります。なによりも様々な情報がマイナンバーに紐付けされてしまいます。税金の支払いや社会保障の給付の受け取りに限らず、銀行でのお金の出し入れ、給料の受け取りまでが記録され、ひとりひとり検索可能になるのです。私たちはなにをするにも、国に監視されているということを意識しなければならなくなってしまいます。隅々まで監視、管理されていれば、のびのびできない、居心地が悪いという状態に陥ります。それが生活の多方面で常時行われるのですから、単に気分の問題であることを通り越して、精神が決定的に萎縮してしまうのではないでしょうか。

このような問題の多いマイナンバー制度の強行に対して2016年5月、提訴をしました。同じような訴訟が全国各地でも闘われています。

この裁判を武器に、もっとマイナンバーの危険性を広く知らせ、マイナンバー制度廃止の大きな世論を作っていくつもりです。

法律相談Q&A